第28回サイバー犯罪に関する白浜シンポジウムのWebサイトを公開しました。
第28回サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム テーマ
激変する環境、複雑化するサイバー犯罪にどう立ち向かうのか?
≪趣旨≫
閉域網に守られて安全だったはずの工場や病院などがコロナ禍で加速したクラウド化により見えないところでインターネットと接点をもち、ランサムウェアなどによるサイバー攻撃の被害を受けています。
https://sccs-jp.org/symposium28/theme/
自治体情報セキュリティクラウドと3層の分離・分割で守られてきた自治体では、αモデルからβ、β’モデルへの移行や、LGWANからのインターネット接続へという変化がおきています。
また現場部門主体のDXによるクラウド活用の副作用として情報システムがシャドウIT化し、情報システム部門のコントロールの外に置かれてしまうという事態が発生しています。
さらに生成AIの登場は業務の効率化に資する一方、思いがけない情報漏洩、フェイク情報の生成、詐欺行為への活用を始めとする「サイバー犯罪の効率化」という大きな環境の変化をもたらしました。
今回のシンポジウムではこのような環境の激変に伴う、サイバー犯罪の複雑化にどう立ち向かうのか、その現状と将来について議論します。